海外では8万人避難の大洪水、国内では防災訓練で備え ~水害対策の明暗分かれる~

海外では8万人避難の大洪水、国内では防災訓練で備え ~水害対策の明暗分かれる~

最近1週間の水害関連ニュース

国内外の水害対策と被害状況

米テキサス州 大規模洪水 死者120人 7月4日にアメリカ南部テキサス州で発生した大規模洪水により、これまでに死者120人、行方不明者160人以上という甚大な被害が発生しました。大雨で川の水位が急上昇し、サマーキャンプ参加中の子どもたちを含む多数の人が川に流されました。現在、メキシコ支援隊を含む2100人態勢で川沿い320キロの範囲で捜索が続けられています。アボット知事は7月21日に防災インフラ整備や情報伝達強化を議題とする特別議会を招集し、今回の行政対応の検証も行う予定です。

中国・貴州省で大規模洪水発生 6月24日、中国南部・貴州省で30年に1度とされる大規模な洪水が発生。連日の大雨により川が氾濫し、家屋や商業施設に濁流が押し寄せた。少なくとも6人が死亡、約8万人が避難を余儀なくされた。山岳地帯特有の土砂崩れや浸水被害は深刻で、復興には長期間を要する見通し。

国内では防災対策が活発化 新潟県では村上市の荒川河川敷で水防訓練が実施され、約360人の消防団員が参加。2022年の県北豪雨の教訓を踏まえ、堤防の越水や漏水に備えた4種類の工法を実践した。熊本県では2020年の熊本豪雨から5年を迎え、球磨川流域の治水対策が「おおむね順調」に進んでいると発表。富山県では立山黒部ジオパークの散歩イベントで、地域の水害史や住民の治水への取り組みを学ぶ機会が設けられた。

 

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